実りあるざれごと @ケジャンのブログ

ファッション・心理学・時事ネタ・音楽などを、ジャンルレスにクロスオーバーし「戯言だけど実りのある実学を自由に綴りたい」がコンセプトのブログです。

ファッション業界を志す若者へ for 高校生から専門・大学生【前編】

初めまして、アパレルサラリーマン"Gejang "(ケジャン) です。

私のブログ "実りある戯言" の第一回目のブログは、『ファッション業界を志す若者へ』という題目で、高校生から専門学校生・大学生へ向けて実りある内容を書き綴りたいと思います。

(自分で"実りある"という時点で可笑しな話ですが、それは一旦置いておいてください。。笑)

 

まず、冒頭で申し上げたとおり、私はアパレル業界で働く現役サラリーマンです。

今年(2017年)に31歳を迎えた某アパレルメーカーに勤務しております。この業界には、かれこれ約8年ほど身を置いている状態になります。そのなかで感じたこと、この業界の特性など、直に体験したことを踏まえたリアルな意見を、これからファッション業界・アパレル業界を目指している10代から20代前半の方へ向けて、述べたいと思います。

①端的に申し上げますと、ファッションやおしゃれ、流行が心から好きな方にはオススメしたい職業です。

あたりまえですね・・笑

ですが、これが非常に重要なことです。

そして、この「心から」というのがポイントかと思います。

 

芸能や美容などの業界にも通じると思いますが、一見華やかに見える業界ほど、その華やかな部分はごく一部の瞬間で、地味な仕事内容が大半なのが実情かと思います。

 

地味な仕事は楽しくはないかもしれませんが、全てが楽しいと思う仕事はないと思いますし、逆に言うと地味な仕事をしてでも「その物が好き。」「関わっていたい。」と思う業界を目指した方が充実した日々を過ごせると思います。特に私が長年働いているファッション業界は、他の業界に比べて労働時間が長い。給与が低い。と言われておりますので、本当に好きでない方でないと、中々続かないと思います。

 

このような書き方ですと、「私はそこまでの気持ちはない...」や「労働時間が長いのはちょっと...」と思われる方がいらっしゃると思いますが、そういった方であっても、仕事に対するスタンスは人それぞれですので、好きなものに囲まれながら働きたいけど、仕事はそつなく程々にこなして、「プライベートを充実させる!」というのも十分ありだとは思います。

 

一つ誤解して欲しくないのが、労働時間が長い。給与が低い。というのは会社によって本当に様々です。よく下調べをして、また面接の時にはその辺りをしっかりと悪い印象に取られないように自然に伺うことをお勧めします。

 
②特に専門的な知識・技術がなくても職種によっては仕事ができる。

 

デザイナー、パタンナー、MD、生産管理、プレス、販売員など数多くの職種から成り立つアパレル業界ですが、新卒や第二新卒の場合は特に、企業に求められる技術や知識がないと働けない職種は、今あげた内だとパタンナーぐらいだと思います。極論、専門学校でファッションの専門教育を受けずに、ファッション業界で働いている方は大勢います。

 

ただし、間違って解釈して欲しくないのが、何もファッションの仕事に関する知識や技術がない状態で自分の理想通りの職種や会社に就けるのは当然大間違いで、就職活動中に自分の希望する会社の面接に、ファッションの教育を受けた自分よりも熱意があるライバルが現れたら、そのライバルを押し抜けて合格することは困難になるでしょう。

 

必要な知識や技術がなくても、他よりも秀でた熱意や個性があるのであれば、それを評価してくれる企業が存在するのが、ファッション業界だと思います。

 

就職活動をしていく中で誰しも気づくかと思いますが、自分の武器は多ければ多い方が良い。と感じることでしょう。その武器のポイントについては、第二回目のブログで書きたいと思います。

 

それでは、Gejangでした。