実りあるざれごと @ケジャンのブログ

ファッション・心理学・時事ネタ・音楽などを、ジャンルレスにクロスオーバーし「戯言だけど実りのある実学を自由に綴りたい」がコンセプトのブログです。

AirPodsをしばらく使用してみた【感想】。

こんばんは!ケジャンです。

本日は、AppleBluetoothイヤホン"AirPods"を使用してみた感想をお伝えしたいと思います。

 

f:id:gejang:20180622211918j:plain


商品ページ▼
www.apple.com/jp/airpods

 

◆使用期間
2か月以上
(2018年4月~)


◆主な使用用途
音楽、通話(仕事中と通勤時)


◆音質
アップル社の純正イヤホンと同等レベルかと思われます。


◆遮音性
インナーイヤーでは無いので、周囲の音は聞こえます。


◆充電
体感上とっても長く持ちます!
公式サイトでは1回の充電で5時間聴き続けることが可能。とのことです。


【結論】
買ってよかった!
携帯性、利便性、スタイリッシュさを兼ね備えており、所有しているだけでもテンション上がります。笑 

音楽再生中に片耳のイヤホンを取ると、音楽が一時停止されるという合理的な構造になっています。(再びイヤホンはめると自動再生される。)

価格が税抜き16,800円と高いのが難点ですな。。

 

それでは今日はこの辺で。See You!

 

ケジャン

書籍「影響力の武器」を読み終えて

こんにちは~ケジャンです。

本日のブログは、「影響力の武器」という心理学関連の書籍を読んだ感想を述べたいと思います。

 

影響力の武器

 

【タイトル】
影響力の武器[第二版]
なぜ、人は動かされるのか


【著者】
ロバート・B・チャルディー二

プロフィール)
米国を代表する社会心理学者。執筆時点ではアリゾナ州立大学教授。
社会的規範などに関する数多くの業績で学会をリードしている。

 

【出版元】
誠信書房

 

【概略】
人の態度や行動を変化させる心理的な力について、平易な語り口で開設する本書。
シンプルに、この本は"大変勉強になります"。


心理学といっても、もらったものは返したくなる。(返さないと少し申し訳なさを感じる。)
"返報性"など、実生活に於いても自然と行われている事柄を行動心理学の観点から、丁寧に書かれた本です。400ページ以上の分厚い本ですが面白くて一気に読み進めてしまう良本でした。


"ローボールテクニック"も簡単で面白い内容でした。

自分の望む高い要求を相手に通したい場合には、その相手が受け入れるであろう要求を先に提示し、その承諾を頂いた後に本来の目的の高い要求を通す方が、そうでない時よりも承諾される確率が高まるということ。


例として、洋服店での実際に行われる行為を具象化していきます。

 

顧客は商品を買うことが目的の方が多数だとします。(中には店員と話すのが目的の方もいますので一応。)

そのために、自分の気になる物を「何着が選び」→「試着をする」→「スタッフと話す」→「購入する」のパターン。

 

反対に、店員は商品を売ることが目的とします。(あくまでも一例の流れとして)

「商品の説明をする or 試着をうながす」→「試着をしてもらう」→「コーディネートの話をする」→「購買につながる」のパターン。

 

このフローがあった場合に、洋服店としては最終的な購買以前に、顧客の「試着」という行為がローボールのテクニックであると思われます。

 

顧客心理としては、「少し満足はいかないけど、せっかく試着もしたしお手頃だから買おう。」と試着したことを理由に、多少の不安要素が消えて買ってしまうケースは、皆さんもご経験あるのではないでしょうか。スーパーの軽くつまんで食べれるアレも一緒ですね。こういった様々な社会心理学、行動心理学を学びたい方にはとてもお勧めしたい書籍です!

 

それでは今日はこの辺で。See You!

 

ケジャン

温泉とお年寄りマーケティングの行方!

温泉大国ニッポン!
田舎に行けば、一市町村に一つはあるのではなかろうかと思うほど、日本には豊富に温泉を楽しめる施設があり、温泉好きな方は老若男女多いですよね。


今回は久しぶりにワタクシ温泉に行って参りましたのでそのお話と、お年寄りマーケティング(造語です。そんな言葉があるのかどうかは知りませんが…ググったらシニアマーケティングとか高齢者マーケティングとかありました。。)についてです。


さて、こちらが先日行ってまいりました温泉でございます。

↓↓↓


◇立科温泉 たてしなの里◇
権現の湯

 

ダンッ!

f:id:gejang:20180620214711j:plain

 

ズバッ!

f:id:gejang:20180620213645j:plain


お湯と景観
その心地よさに
惹かれて、また・・・


泉質/ ナトリウム・カルシウム- 塩化物温泉 (弱アルカリ性等張性温泉)

 

===

開店5分前に伺ったところ、なんと行列ができておりましたーー(;'∀')

年齢60-70歳代のお年寄りがほとんどの印象でしたが、ちらほら若い方々もおられます。

メインの浴場は、大変眺めの良い素晴らしいものでした。
景色の良い温泉をお探しの方は、一度試しに行ってみる価値アリ!!かと思います。

 

こちらの山々が、天気がよいと見えるようですよ~。

 

f:id:gejang:20180620215040j:plain

 

その後サウナ、露天風呂にも入り堪能してまいりました!
温泉ていいですな~日本人でよかった。。。

 

こちらの施設には、食事ができる[権現亭]というところがありまして、そちらで天丼を食してまいりました。

 

なんとこのボリュームで700円というから驚きです!!Σ(・□・;)

f:id:gejang:20180620213750j:plain

 

衣サクサクで美味しかった~~♪

 

=== 

はい、続きまして今回の掲題 "お年寄りマーケティング"についてですが、
この温泉に入っているときにふと思いついた営業戦略(販売戦略)です。


少子高齢化が声高に叫ばれる日本で、必然的にお年寄り世代の人口が全人口の中でも割合が高くなると思われますので、消費のボリュームゾーンを担うであろうという考え方でございます。

 

例えば、、

ご近所とのお付き合い、健康維持、福祉介護、孫や子にまつわるもの。

などなど。

 

訪問介護とアパレルを組み合わせても面白いかもですね~!

 

タンス貯金が30兆円以上あると言われているのですから、いかにこの世代をターゲットにビジネスをしていくかが、今後日本の産業を考える上でも重要事項になっていくるのではないかと思いました。

 

ちょっと思考を先に飛ばして、10年後がどのようになっているか想像してみましょう。

今の50歳代の方が定年を迎え、高齢者に差し掛かります。

 

バブル真っ只中の青春時代経験したのが、ちょうどこの世代かと思われます。

 

ワタクシの印象ですが、「とにかく元気!パワフル!」

そんな世代がお年寄りになったら、今でも昔のお年寄りも元気と評される世代よりも、もっとアクティブになることでしょう。

 

人生100年も、とても現実的であるとワタクシは思います。

 

ぜひ皆さんもいろいろ考えを巡らせてみると面白いですよ~~。

ではこのへんで。See you!

 

gejang

 

ファッション業界を志す若者へ for 高校生から専門・大学生【後編】

こんばんは。

アパレルサラリーマン"Gejang "(ケジャン) です。

今夜は前回のブログ『ファッション業界を志す若者へ for 高校生から専門・大学生【前編】』の続きの後編を書きます。

 

minozare.hatenablog.com

 

前回のポイントは下記でした。 

①端的に申し上げますと、ファッションやおしゃれ、流行が心から好きな方にはオススメしたい職業です。
②特に専門的な知識・技術がなくても職種によっては仕事ができる。

主に概略の部分が多かったのですが、今回は実践的な内容にします。

今回は③から書きます。

 

-------------------------------------------------------------------------

③センスは育てるもの

センスとは、生まれつきの物では無く、今まで各個人がそれぞれ感じてきたあらゆる事柄が複雑に絡み合って自分特有のセンス(感覚) が形成されると断言出来ます。

 

それは何故か、人間は自分が今まで見てきた事、感じて来た事以外を作り上げる事は、ほぼ不可能であると言えます。あなた自身が作り出した完全オリジナルだと思っている物は、どこかの先人達が作り上げた物のどこかの部分の焼き直しで、人間誰しもが何かしらの見たこと、感じたことを自分なりにアレンジをして創作を行う訳です。焼き直しや模倣をそうだと感じさせない事が、その人自身のテクニックでもあると言えます。どこかしらのエッセンスは取り入れて物作りをしている訳ですね。

 

ということは、自分が見る物、感じる物を、他の人間よりも遥かに数多く沢山行うことで、自分自身に知識や感覚として、より多くの物が蓄積され、それが複雑に絡み合いセンスの塊となり、他を圧倒する強力な個性となるわけです。その蓄積された物の点と点が結び合って、「これはこう言うことだったのか」と繋がる事を経験された事があると思います。それは様々な物に目を向けられている証拠で、それがセンスが育つ一つの結果とも言えます。

 

また、ファッションを作り上げていく中で、ファッション関係の事ばかりを学んだり見たり感じたりするだけでは、斬新な面白い物は生まれにくいでしょう。

それ以外のあらゆる事に目を向けて、自分の好奇心の思うがままに、心が奪われるその純粋な気持ちに忠実に行動し、時には立ち止まり考えて、感じていく事をひたすら行う事で、自分自身に素晴らしいセンスが形成されるはずです。時間は掛かりますが、自分のセンスを育てる、センスを磨くのはとても楽しいプロセスです。ぜひ楽しみながら、 取り組んでいっていただけたらと思います。

 

SNSの重要性

今やコミュニケーションツールの定番となったSNS (ソーシャルネットワーキング・サービス)

皆さんもFacebookTwitterInstagramなど1人でいくつものSNSを利用されている方が多いと思います。

 

もし、SNSをやっていない人がいたら、今すぐ始めてください。SNSはどれも無料です。無料で世界中の人にも簡単に繋がる事が出来て、個人としての発信ツールを使わない手はないです。

 

2017年11月30日時点の日本国内で、最も活発に使っている方が多く、トレンド感もありビジュアル主体のサービスとして利用されているのが、Instagramです。Instagramは、個人でも法人(会社)でも使われており、画像メインのツールはファッションやデザイン、イメージを伝えることに長けています。それらのツールを使いこなせることは、 ビジネスに於いて非常に役立ちます。また、年配の方はとかくそういった流行りのWebサービスには疎い方が多いですから、とても重宝されますので、ぜひ積極的に使いこなして習得していってください。

 

そのInstagram内で数多くのフォロワーを抱えているのが、インフルエンサーと呼ばれている、非常に強力な発信力を持つ人々です。もし、あなたがブランドを立ち上げて、インフルエンサーに取り上げられたとしたら、それだけで一時的な知名度アップになると思いますので、インフルエンサーの中で不可欠なフォロワーを自分自身でも数多く抱えれるようになれば、あなた自身に強力な発信力が備わる訳です。

そのフォロワーを多く集めること、インスタグラムの中で何が求められて、何が人々の心に響き、それがフォロワーとした数字に返ってくるかを追求していくことは、これからの将来においても非常に重要な事だと言えます。

 

私からInstagramのフォロワーを増やす為に言えることは、

・定期的な更新頻度

・トレンド感のあるワードを取り入れたタグ付け

・人々がシェアしたくなるようなユニークな物、美しい物を挙げる

・画像のクオリティレベルや画像のテイストに統一感を持たせる

などが言えますが 、後は皆さん自身で調べてみると新しい発見があり、面白いと思いますよ。

 

一つインスタグラムなどのビジュアル主体のSNSの隆盛によって、ファッション業界にある変化が訪れた事をお話します。

それは、「ロゴブランド、パット見分かりやすいブランドが人気になった」という事です。ストリートブランドに代表される、フロント部分や後ろ前面にそのブランド自身のロゴや、そのブランドを象徴するグラフィックを配した洋服が、今までこんなに人気になったというのは過去に記憶がありません。人々はそれを着て、SNSに投稿し、「トレンドを抑えたファッションをしていて私素敵でしょ?」や、「このブランドを私は好きなのよ」と、SNSを通じて自己表現を行い、それに魅了された人が、そのパット見分かりやすい洋服を買い求め、それをSNSに挙げて自己表現に走る訳です。トレンドがトレンドを呼び、倍々ゲームにトレンドが増幅していくのもSNSが隆盛を極めた現代らしい状況です。あの老舗ラグジュアリーブランドの【GUCCI】でさえも、ストリートテイストを随所に取り入れた、分かりやすいロゴ表現を多用しブランド再評価がされています。人気ブランドやトレンド感のあるブランドに不可欠なのは、今や分かりやすいロゴ、そのブランドを象徴するモチーフです。それらに重きを置き、SNSにシェアしてもらいやすい物を作っていく事が今後のブランドビジネスに於いて重要かもしれませんね。

 

はい。この辺で、今回の『ファッション業界を志す若者へ for 高校生から専門・大学生【後編】』を終わりにしたいと思います。

 

気になる方は前編をご覧ください。また、お気軽に質問などを受付ますので、コメントください。

最後に、Twitterをやっているので、フォローしていただけるとテンション上がります。w

 

https://twitter.com/gejang3/

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

ファッション業界を志す若者へ for 高校生から専門・大学生【前編】

初めまして、アパレルサラリーマン"Gejang "(ケジャン) です。

私のブログ "実りある戯言" の第一回目のブログは、『ファッション業界を志す若者へ』という題目で、高校生から専門学校生・大学生へ向けて実りある内容を書き綴りたいと思います。

(自分で"実りある"という時点で可笑しな話ですが、それは一旦置いておいてください。。笑)

 

まず、冒頭で申し上げたとおり、私はアパレル業界で働く現役サラリーマンです。

今年(2017年)に31歳を迎えた某アパレルメーカーに勤務しております。この業界には、かれこれ約8年ほど身を置いている状態になります。そのなかで感じたこと、この業界の特性など、直に体験したことを踏まえたリアルな意見を、これからファッション業界・アパレル業界を目指している10代から20代前半の方へ向けて、述べたいと思います。

①端的に申し上げますと、ファッションやおしゃれ、流行が心から好きな方にはオススメしたい職業です。

あたりまえですね・・笑

ですが、これが非常に重要なことです。

そして、この「心から」というのがポイントかと思います。

 

芸能や美容などの業界にも通じると思いますが、一見華やかに見える業界ほど、その華やかな部分はごく一部の瞬間で、地味な仕事内容が大半なのが実情かと思います。

 

地味な仕事は楽しくはないかもしれませんが、全てが楽しいと思う仕事はないと思いますし、逆に言うと地味な仕事をしてでも「その物が好き。」「関わっていたい。」と思う業界を目指した方が充実した日々を過ごせると思います。特に私が長年働いているファッション業界は、他の業界に比べて労働時間が長い。給与が低い。と言われておりますので、本当に好きでない方でないと、中々続かないと思います。

 

このような書き方ですと、「私はそこまでの気持ちはない...」や「労働時間が長いのはちょっと...」と思われる方がいらっしゃると思いますが、そういった方であっても、仕事に対するスタンスは人それぞれですので、好きなものに囲まれながら働きたいけど、仕事はそつなく程々にこなして、「プライベートを充実させる!」というのも十分ありだとは思います。

 

一つ誤解して欲しくないのが、労働時間が長い。給与が低い。というのは会社によって本当に様々です。よく下調べをして、また面接の時にはその辺りをしっかりと悪い印象に取られないように自然に伺うことをお勧めします。

 
②特に専門的な知識・技術がなくても職種によっては仕事ができる。

 

デザイナー、パタンナー、MD、生産管理、プレス、販売員など数多くの職種から成り立つアパレル業界ですが、新卒や第二新卒の場合は特に、企業に求められる技術や知識がないと働けない職種は、今あげた内だとパタンナーぐらいだと思います。極論、専門学校でファッションの専門教育を受けずに、ファッション業界で働いている方は大勢います。

 

ただし、間違って解釈して欲しくないのが、何もファッションの仕事に関する知識や技術がない状態で自分の理想通りの職種や会社に就けるのは当然大間違いで、就職活動中に自分の希望する会社の面接に、ファッションの教育を受けた自分よりも熱意があるライバルが現れたら、そのライバルを押し抜けて合格することは困難になるでしょう。

 

必要な知識や技術がなくても、他よりも秀でた熱意や個性があるのであれば、それを評価してくれる企業が存在するのが、ファッション業界だと思います。

 

就職活動をしていく中で誰しも気づくかと思いますが、自分の武器は多ければ多い方が良い。と感じることでしょう。その武器のポイントについては、第二回目のブログで書きたいと思います。

 

それでは、Gejangでした。